• 清水かおり

2018年が明けました

穏やかな晴天で新しい2018年が明けました。

初日の出、私は見逃してしまいましたが、元旦にふさわしいそれを拝まれた方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

昨春から不定期開催の料理教室「茶飯事会」にご参加いただきました皆様、昨年は本当にありがとうございました。

地元大阪や近隣の京都、兵庫からだけでなく、岡山や香川、遠くは東京や九州からも足を運んで下さったこと、心より感謝申し上げます。

2018年は、定期開催にして、求めている人にもっと届くように、同じ思いの人ともっと繋がるように、もっと居心地のよい食卓を皆様と囲めるように努力していこうと思っております。

本年もどうかよろしくお願いいたします。

2018年 わがやのおせち

さて、今年のわがやのおせちをご紹介します。

今年は、親戚の集まらない家族だけのちょっと寂しい3が日でした。

帰省した子どもたちもそれぞれの友人との集まりがあるなどして、4人が揃ったのは、元旦の夜と2日のお昼だけ。

ですので、いつもより品数も量も少なく作りました。

おせち(1)

お重にきっちり詰めるにはとても足りない、そんな時には「オードブル盛り」で乗り切ります。今年も形式にとらわれない、NEOおせちになりました。

一の重

 

おせち1の重

一の重は、お重箱の中に小さな銘々のお箱があるような形になりました。

鶴の器から時計回りに

  • 紅白なます・・・・白バルサミコ酢で
  • スパイシーナッツごまめ・・・・糖でからめずに、全てを素揚げしてエキゾチックなスパイスを
  • 数の子と紅白野菜の味噌酒粕漬け
  • 黒豆の黒糖煮
  • あんぽ柿のくるみチーズ味噌乗っけ
  • 岩石卵
  • バルサミコ酢風味のたたきごぼうのパルミジャーノ和え パルマハム巻き

 

二の重

おせち二の重

二の重のこれが、オードブル盛り。右から

  • 味噌松風
  • ささみの八幡巻
  • 花びら大根・・・・中身はスモークサーモン
  • 二色のサツマイモ羹

三の重

おせち三の重

三の重には毎年の定番の筑前煮を、これもスペースを空けて。

  • エスニック筑前煮 クミンとシナモンの香り
  • きつねロール

いただくときには、こんなとりわけスタイルに。

とりわけスタイル

その他に

30cmの伊万里の大皿にはお肉と魚のお料理を。

伊万里1

豚フィレ肉のはちみつ胡麻ロースト

伊万里2

真鯛の昆布締めwithEVオリーブオイル

お雑煮は毎年定番の白味噌に紅白丸餅と輪切りの紅白野菜です。

何事も丸く円満におさまるようにと、丸い形のものばかり。

お雑煮

あとはこれらを組み合わせて盛りつけを変えてみると、また違った雰囲気に

3日目ワンプレ

3日のお昼は残ったものをワンプレートにしてランチ

伊万里3

いろいろお肉系焼き物・揚げ物・蒸し物の盛り合わせ

大晦日には毎年、実家で独り暮らしの姉におせちのお重を届けます。

魚介類は絶対に苦手な姉なので、詰めるものは限られてしまいます。それに、大晦日の夕方にはまだできあがっていないものもあったりして(汗)

今年のはちょっと地味めでした。

姉へのおせち

年末のおせち料理教室でお伝えした、お豆腐伊達巻きや昆布ロールが今年は入っていませんが、試作も含めて年末に何度も食べさせられた夫から、もう要らないかなという声をもらったからでありました。

 

毎年色々作っていると、こんな風なNEOスタイルも楽しいけれど、うんと伝統的なおせちや郷土色豊かなおせちにも挑戦してみたくなってきます。

その時々の時間と心のゆとりに合わせて自分らしく無理せず作る、そのための健康な身体と心を保っていくのが大事ですね。

この1年、皆様もどうか健やかにお過ごし下さい。

食卓全景2

この記事を書いた人

清水 かおり

だしソムリエ1級。 食卓カウンセラー。 ときどき、獣医師。 季節を感じるごはんの作り方や暮らしの工夫をみんなで楽しく分かち合うごはん教室の主宰。ていねいな暮らしはほんのちょっぴりていねいな日常茶飯事から。お料理の好きな方、苦手な方、同世代の方、若い方、ご自身の日々のごはんと暮らしごとを今よりもっとこころ豊かなものにしたいと思ってらっしゃる方ならどなたでも来ていただけます。

最近の投稿

メンバーブログの一覧に戻る

ページトップ
Powered by WishList Member - Membership Software