• ミッシェル康代

父の日から考察する日本カナダの文化の違い

パーティにはつきものビールを美味しくしたい

父の日。皆様は、何か特別なお祝いをされましたか?なかなか伝えづらい日ごろの照れくさい気持ちを、

こういう日に便乗して…ということで我が家でも、簡単だけどみんな満足、タコスの皮のピッツァ。

で軽くパーティでした。うちでは、簡単に済ませたいときタコスを良くします。サンドウィチにしても

具材が多く入り、パン替わりにすると、パンの部分が少なくてすむから。

さらに、ピッツァもタコスの皮だと、重くなく、好きなものを好きなだけ。残り物とかでもできちゃいますね。

今日は特別に、チーズに凝ってみました。青カビチーズ、ウォッシュチーズ、ミモレットに、フレッシュモツァレラ❤

バジルソースに、地場のイカエビ海鮮類。手はかかるけど、おいしいのでこれもイチ押し。仕上げにばあば手作りのアンチョビ♪

いや~どれも、おいしいので、やめられない。止まらない。

子供は冷蔵庫に常備のソーセージが絶対。

定番のトマトソースにチーズだけ…もそれはそれは美味しいのです。

蒸し暑い夜、こんな料理にはビールがぐびぐび。

簡単には手に入らないもので

さて、今年の父の日には前々から考えていたあるものを。

あるところはあらかた目星をつけてました。

が、なかなか、忙しくてのぞけないのです。それは西区のアウトドアショップ。

仕事に、子供の送迎に、習わせごとに、また遊びに…と、本当に買い物行く間が惜しいです。

ので、必然的に時間と、その手間、確実性をすべて考慮すると、西区のアウトドアショップより、

鶴屋がいいだろう!と決断して、歩いて出かけました。

歩く間すらシェイプアップ時間にしたいのです。一日8000歩目指して。

問題のプレゼント・・・一体何を考えていたでしょう?

無いことすら知らなかった

ひとつひとつ、好きなものにグレードをアップしている暮らしの中で、

とっても、とっても、とってもいや!なことが一つあるんです。

それは、レイさんの使うビア缶ホルダー。あれが、いやでいやで。

私の嫌いなあれ

断捨離するたびに禁をおかして、勝手にゴミ箱の中へ。

人のものには手を付けてはいけない決まりです。でも我慢ができない。

素材感が、いや、形が、いや、色がいや。

何もかもが気に入らない。というより、ビールはグラスで飲みたい。

そんな何本も飲まなくてもいいから、グラスに注いだ色と、泡と、その口に触れる

感触を楽しみたいのです。

そして、それを、レイさんとも共有したい。

問題の、ビア缶ホルダーこんなにアグリーなんです。

こんなのずっと持っておきたい人の気が知れな~い。

とはいえ、捨ててしまってはいけませんね。人のお気に入りなんですからね。

でも、こそっと、やっちゃうわけですよ。

そして、いつの間にか、救出されるビア缶ホルダー。だから、セロテープだらけ。

これを買い替えてあげよう!

そう思いいたるのに、時間はかかりませんでした。というワケで。

ずーーーーーっとずーーーーーーっとずーーーーーーっと。

探していて、見かけたら買おう。そう思っていたのです。

で、なんでそんないやなのにこの父の日のスペシャルギフトになったか。

無い。ないのです。もっと、どこにでもあると思ってた。

カナダでは、どのスーパーマーケットに行っても、または、インテリアショップや、アウトドアショップ、

お土産ショップ、どこに行っても売ってあるこのビアホルダー。

だからこそ、レイさんの暮らしの中には定着していたわけでしょう。

缶ビールは、ビア缶ホルダーで飲むものとして。

 

驚いたのは、本当に、3年間ほどまあ、まあ、探していたのです。

マジで無いと気づいてからは、ありそうなショップで、わざわざ、聞いたりもして。

鶴屋の話に戻ります。

鶴屋では、それはそれは素敵なビアを美味しく飲める商品を、特別コーナー展示までして

販売されていました。蒸し暑い今の季節、ビールを美味しく飲む事は、日ごろ多くのストレスに

追われて毎日お疲れのお父様方に、せめてもの楽しみ。

そんな日本人の、味覚や、感覚をフルに楽しませてくれそうなグッズが。

見るからに涼やかな、演出だったり、泡がクリーミーになって出てくるものだったり。

せっかくなら会話を楽しみながら、おいしいグラスで飲みたい。

あまりに違う日本とカナダのくらしの背景

あまりの売ってなさに探している間、なぜ、売ってないかについて、いろいろ考えをめぐらしていました。

日本と、カナダの家族の違い、文化の違い、好みの違いが表れると気づいた出来事でした。

まあ、今時のパートナーシップという意味では、典型的なという形ではないにしても。

カナダでは、papaが帰って来て、「お疲れ様さあどうぞ」という図式はまずないでしょうね。

勝手に冷蔵庫から、それもガレージとかにあるでっかいブーズ(お酒類のことをこう呼びます)専用の冷蔵庫から

キッチンにある冷蔵庫に移し替えて、(それもたいていpapaがやるでしょうね。)飲む。

ひたすらぐびぐび飲む。って感じかな。飲む人は、値段も安いですし、ぐびぐび、いっちゃいますね。

だから、ホルダーなんでしょうね。あとは、長い冬に対して、そうとう短い夏。

タイムセービングによって、サマータイム制なので、日の長い一日を十分に満喫する意味で、アウトドアパーティなんかも盛んですからね。

そして、お家に招くことが多く、いちいち注いであげるという感覚が無いのかな?と。グラスも洗うの大変ですしね。

とにかく、そのいちいちお疲れ様とグラスに奥様が注いでなんて、ほぼ絶対にない。

ギンギンに冷えたビールは缶ホルダーなんかではなく、おいしく、デリケートに味わいたい・・・という数の方が大多数なんだろうな~と、いろいろ考えた出来事でした。

素敵な薄い、デリケートなグラスを食器棚に並べて、目でも楽しむという私の野望は見事に打ち砕かれました。

薄いグラスはきっと洗う時にも禅の心持で、大事に大事にものを扱う訓練になるはずなのに。

並んだ姿は、また暮らしに喜びをもたらしてくれるはずなんだけどな。

何が悲しいって、レイさんは、そもそも、ビールがヌルまないホルダーであれば良いのに、

日本には結局、サーモの会社が出しているもの、しかありません。少なくとも熊本では。

かなり探してまわりまわりましたから。

定価2300円くらいかな。それだけ出すなら、ちゃんとした自分好みのグラスを買いたい。

無駄なものには100円でも惜しいとおもいませんか?。

この記事を書いた人

ミッシェル 康代

親子のコミニュケーションを高める住まい作りの専門家/インテリアコーディネーター/2級建築士のミッシェル康代です。 建築も分かるインテリアコーディネーターとしてデザイナーズマンション、マンション・戸建てのモデルルーム、大型老健施設のインテリアデザインやインテリア講師やセンスUPセミナーの講師等も努めてきました。 現在は、コミュニケーションの在り方を極める事こそ『失敗しないリフォーム』を実現させる手段である!とより良いコミュニケーションの在り方を追求中です。

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