• 清水かおり

錦秋の茶飯事会を開催しました

なかなか進まない秋が、立冬の声を間近にして一気に歩みを早めた霜月の初旬、料理教室「錦秋の茶飯事会」を今回は3回開催することができました。

今回のテーマは、 街中を染めるシックな秋色を食卓にも 

「錦秋」というと、きらびやかな赤や黄金色が織りなす山々の紅葉が浮かびますが、街の中の木々たちの装いはもっとシック。実はその秋の深みのあるシックな色こそわたしがいちばん好きないちばん心が落ち着く色あわせだったりするのです。

食卓を秋色で染めて、暦の移り変わりを楽しみ合う、そんなひとときを今回もみなさんと楽しみました。

茶飯事会とは?

茶飯事会とは,「忙しい毎日の中でのていねいな暮らしは、ちょっぴりていねいな日常茶飯事から」をコンセプトに、日々のごはん作りを通して日本の暦や行事を楽しみ心豊かに暮らしたい人たちが集い、一緒にごはんを作りながら暮らしの智恵を分かち合い、楽しいおしゃべりの花を食卓いっぱいに咲かせていく、教室と言うよりもむしろ休日の倶楽部活動のような小さな料理教室です。

霜月 錦秋の茶飯事会メニュー

  • 錦秋の吹き寄せばら寿司
  • 秋の彩りの前菜盛り2種
      紫の集い
        干し無花果入り紫芋のココナツミルクマッシュ
        紫キャベツのパルミジャーノサラダ
        トレビスとプロシュート、長ひじき、紫菊花のバルサミコマリネ
        ラディッシュ
      橙の集い
        富有柿とアンチョビのガーリックレモンドレッシング和え
        南瓜の白味噌マッシュ
        林檎とゴルゴンゾーラの味醂シロップがけ
        スモークサーモンと黄菊花の粒マスタードマリネ
  • 海老の揚げ春巻き 柚子胡椒風味
  • 柚子風味の白味噌汁
  • 柚子寒天 または 紫芋汁粉

全景

ばら寿司

前菜2種

えび

白味噌汁

柚子寒天

紫芋汁粉

今、料理関連の雑誌やウェブサイトで大流行しているのは、「詰め詰め」の盛りつけ方。

色とりどりの食材をお皿や箱にしきり無しでびっしりと詰めこむスタイルです。

見た目がとってもカワイイ仕上がりになるので、今回は少しそれにならって、初日には前菜たちを1枚の木の器に詰め詰めに盛りつけてみることにしたのです。

ただし、色は抑えて同系色で分けたところは「かおり流」。紫系と橙系。どちらも秋の彩りです。

前菜つめつめ

いかがでしょう?こんな感じ。

生徒さんにも大人気。枯れ葉がアクセントになってくれてたしかにカワイイ仕上がりです。でも、やっぱり私自身は何だかしっくり来ないもやもやした気持ちでいたのです。

次の教室開催までには1週間あまり、その間にああかなこうかなと試行錯誤の末、結局いつものように器の中に「ゆとり」を作ってみたところ・・・

前菜11日

そうそう、やっぱりこれでした。

やっと、わたしの設える食卓に馴染んだ感じが出てくれました。詰め詰めでなく少しゆとりを持たせたこの盛りつけの方が、食材たちが喜んでいるように思えたのです。

「自分らしさ」って大切よ、と教えてくれるのはいつも食材や器たちです。

紫

橙

今回の食卓に欠かせない本物の落ち葉は、お友だちのお庭にお邪魔したり、早朝の公園に通勤途中に立ち寄ったりと、集めるのにちょっぴり苦労もしましたが、最終日を迎える頃にはなんとか良い色づきのものが揃いました。

柿、栗、花水木に桜・・・。今年の私の「落ち葉コレクション」です。

落ち葉コレクション

教室風景です

教室風景4
教室風景3

ばら寿司のすし飯の具は、8種類。酢の味がしっかり効いた具だくさんのすし飯は、祖母から母へ、そして私へと受け継ぐわが家の味です。

教室風景10
教室風景5

今回のメインは、いちょうともみじの型抜きです。そうめんの松葉つくりも楽しんで、料理教室と言うよりも工作教室のような趣です。

教室風景10

教室風景6
教室風景14

みんなで食卓を囲んで細かい作業。 

教室風景6
教室風景9
教室風景7
教室風景1
教室風景8
教室風景2

ばら寿司の飾り付けをする前はこんな感じです。これだけでも十分おいしいのですが、

教室風景15
ばら寿司3

できあがりは

ばら寿司6

教室風景10
教室風景13

教室風景17

今回は日本酒で乾杯というお楽しみ

全景2

各自のお皿をセッティング

教室風景18

最後のお茶菓子は、五郎丸屋さんの「薄氷 秋バージョン」

今回も早速おうちで作って下さった方が何人も。

本当にうれしい限りです。

お土産は、今回も用いた銀杏のカワイイ抜き型です。

紅葉が美しい季節もあとわずか、名残の秋にぜひオリジナルの吹き寄せ寿司をこの抜き型を使ってこしらえてくださいね。

教室風景16

 

 

 

この記事を書いた人

清水 かおり

だしソムリエ1級。 食卓カウンセラー。 ときどき、獣医師。 季節を感じるごはんの作り方や暮らしの工夫をみんなで楽しく分かち合うごはん教室の主宰。ていねいな暮らしはほんのちょっぴりていねいな日常茶飯事から。お料理の好きな方、苦手な方、同世代の方、若い方、ご自身の日々のごはんと暮らしごとを今よりもっとこころ豊かなものにしたいと思ってらっしゃる方ならどなたでも来ていただけます。

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