• 清水かおり

自分仕様のNEOおせちを今年こそ作ってみませんか?

クリスマスも過ぎ、お正月まであと数日。

デパ地下や市場ではもうすっかりお正月の食材一色になって、お正月へのカウントダウンがすでに始まっています。

みなさんのおうちでは、おせち料理はどうされていますか?

自分で作る? 市販のおせちを注文する? 実家のをわけてもらう?

帰省などして実家でのんびり過ごされる方は別として、台所を守っている人にとって、おせち作りはけっこう高いハードルなのではないでしょうか?

 3が日はお店が本当にすべて閉まってしまっていた昔と違い、元旦からスーパーでも飲食店でも開いている昨今、わざわざおせち料理を作らなくても・・・と言う風潮は年々高まってきています。

でもやっぱり、日本のお正月。

お雑煮におせち、これは守っていきたい日本ならではの代表的な家庭の伝統行事食です。

お雑煮

あ、ですが、ここで、「日本人として知っておきたいおせち料理の由来」だとか「一品一品の意味」だとかを説明するつもりはありません。

それはそれでとても大切だと思うのですが、それでは、おせち料理を作るハードルがますます上がってしまうと言うものです。

今年こそお正月の食卓におせち料理を用意してみたいけど、大変そう・・・、もう時間がない・・・と思っているみなさん、伝統やしきたりの縛りをいったん置いて、すぐに作れる自分仕様のNEOおせち作りに挑戦してみてはいかがでしょう?

 わたしもおせち作りはまだまだ進行形

お料理が大好きな私ですが、何を隠そうおせち料理というものをちゃんと作り始めたのはわずか4,5年前からです。

前職が動物病院勤務だったせいもあり、仕事は大晦日まで続いたりあるいは元旦から当番をしていたりで、おせち料理どころではありません。夫も元旦には毎年仕事が入るので、子どもたちを年末から実家に預け、元旦の夜にようやく夫婦ふたりでなんとかお正月のお祝いをするというそんな暮らしを続けていました。

そんな寂しいお祝いの夜にもおせちは欲しい、というわけで、大晦日の夜に実家にお裾分けをもらいに行ったり、市販のおせちを購入したり。

でも、やっぱり自分で何か用意したいと、市販品の助けも借りつつ、おつまみ主体の「自己流おせち」を作り始めたのが始まりです。

これが自分仕様のNEOおせち

 最初の頃は、本当にまるでオードブル!

おーどぶるおせち

オードブルおせち全景

伝統的なおせち料理は全くと言っていいほど入ってませんね・・・

今の仕事に変わって年末にお休みができてからは、少しずつ少しずつ黒豆や数の子、伊達巻きといった伝統的な料理も作り始め、年齢を重ねるごとにその意味も含めてあらためておせち料理の魅力を発見もし・・・。

ですが、むしろ、自分らしく目新しいものも加えたい。そんな思いも同時に持ってもいるのです。

2014おせち

伝統的な物も入ってはいるものの、右のお重は、オードブル的

お重の段数やそれぞれへ入れる料理の数や種類など、おせち料理の決まり事をあげればきりがありません。

今はそれは置いておいて、とにかくうんとハードルを低くして、自分らしさを楽しんでおせち料理作りを楽しんでみませんか?

 私のように、スタートはオードブルセットでもいいのです。

忙しい人へのNEOおせち作りのポイントは?

 おせちらしく見せるにはこのポイントを守れば大丈夫。

  • 箱物につめる
  • 市販品も活用する
  • 一品は手作りのものを入れる
  • お正月らしい彩りに
  • お正月らしい葉っぱのあしらいを用意する   

 箱物に詰める

 お重に詰めるとぐっとお正月らしくなりますが、お重がなくても、大きめの木箱などがあれば活用可。

これは、お菓子が入っていた箱なんです。

おせち09

 これは、松花堂のお弁当箱です。

松花堂おせち

大きめの箱なら、ぴっちり詰めなくてもレイアウトで遊べます。

おせち3

 どうしても箱物がなければ、こんな盛りつけでもかまいません。

おさらおせち

 市販品も活用する

伊達巻きや黒豆など、作るのに時間がかかりそうなものはうまく市販品を活用しましょう。

一品でも「おせち料理」らしいものが入っていると、それだけでおせち料理らしくなるものです。

ちょうどいい画像がないのが残念ですが、生ハム、スモークサーモン、チーズに練り製品、これを組み合わせても何品か完成します。ただ切って入れるだけでは芸がありません、組み合わせや盛りつけ方を工夫する、そこが腕の見せ所。

市販品入りおせち

一品は手作りのものを入れる

田作りや、お煮しめ、黒豆・・・。何でもいいので、何か最低一品はお正月らしい料理を手作りして入れると気分も盛り上がるというものです。たとえ大晦日しか時間がなくても、お掃除の合間になますや海老の旨煮は作れます。

海老の旨煮

海老のレモングラス煮

たたきごぼう

たたきごぼう

 

 お正月らしい彩りに

基本は冬なら冬の食材を使いたい私ですが、お正月だけは例外で、きれいな紅白を出すために季節外れのパプリカの赤も使います。

紅白の組み合わせとなる食材を対で入れるとお正月らしくなるから不思議ですよね。

紅白マリネ

大根と赤パプリカのマリネ
紅白なます 柚子風味

紅白さかな

紅白魚の粕漬け

 

 お正月らしい葉っぱのあしらいを用意する

松葉や南天、千両などをあしらうと一気にお正月らしさ満点に。

おせち4

おせち5

 あとは、市販のお正月仕様のランチョンマットや箸袋、てぬぐいなどでお正月気分を盛り上げましょう。

あしらい

赤と白、黒、これに金銀をアクセントに。お正月らしく見えませんか?

あしらい2

 あしらい

あしらい2

昔はそういえば、家族ひとりひとりのお箸袋に名前を書くのが伝統でした。

時にはこんな形でも。紅白の和紙と水引でこんな風にお箸を飾ってみました。

お箸

伝統に込められたスピリットを受け継いで自分らしく

伝統が失われていくのは残念です。ですが、それをきっちり守れなくても、そのスピリットを受け継いだ自分らしさを日々の暮らしごとに取り入れていくのもありなんじゃないかな、そう思うこの頃です。

マリネ2

前菜的要素満載の中に伊達巻きと南天のあしらいがあることでなんとかお正月っぽく

前菜的

夜のおせちはとりわけ前菜的

アート的

丸いものと四角いもの。同系色。アート感覚で楽しんでみても。

 さ、お正月までには、まだ、時間はありますよ。私も毎年本格的に作り始めるのは30日から。

今年こそ 力を抜いて、でも楽しんで自分仕様のおせち料理、作ってみませんか?

花

この記事を書いた人

清水 かおり

だしソムリエ1級。 食卓カウンセラー。 ときどき、獣医師。 季節を感じるごはんの作り方や暮らしの工夫をみんなで楽しく分かち合うごはん教室の主宰。ていねいな暮らしはほんのちょっぴりていねいな日常茶飯事から。お料理の好きな方、苦手な方、同世代の方、若い方、ご自身の日々のごはんと暮らしごとを今よりもっとこころ豊かなものにしたいと思ってらっしゃる方ならどなたでも来ていただけます。

最近の投稿

メンバーブログの一覧に戻る

ページトップ
Powered by WishList Member - Membership Software