• ドッグセラピー

犬に本を読んであげるって???

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犬に本を読んであげるって???ってどういうこと???って思いますよね。

わんちゃんに本を読んであげるという、R.E.A.D.プログラム(Reading Education Assistance Dog 読書介助犬)を保育士を目指している大阪バイオメディカル専門学校の学生さんたちにこのプログラムを体験してもらいました。

参加してくれたわんちゃんはスタンダード・プードルのたんぽぽちゃんとアメリカン・スタッフォードシャー・テリアのかれんちゃんです。

R.E.A.D.プログラム(Reading Education Assistance Dog 読書介助犬)とは?

1999年にアメリカのインターマウンティン・セラピー・アニマルズという非営利団体が、子どもたちが犬に読み聞かせをするプログラムを図書館で始めたのが最初で、今では全米のすべての州とカナダの一部、ヨーロッパにも広がっている。

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私はこの本を読んでREADプログラムのことを知りました。

どんな子どもたちが参加しているの?

  • 本を読むのが自信がない
  • 本なんてきらいだ
  • 本なんて読んだことがない

何で犬なの?

  • うまく本を読めなくても犬は決して笑わない
  • ばかにしない
  • ただ、だまって聞いてくれる
  • 犬が相手ならプレッシャーにならない

そして子どもさんが感じること

  • 自分に寄りそってくれる
  • みてくれている
  • 自分のしていることをただ認めてくれる

メリット

  • こどもたちは自信がついて本を読むのが楽しくなる
  • 自己肯定感がが上がり自主性を育てる
  • 犬に対する愛情・やさしさが、こどもたちの自主性と決断力、そして考えるチカラを育てる
  • 犬をとおして相手を慈しむこころ、思いやるこころが育まれる
  • ルールを守ること、集中力がアップする
  • 犬をとおして身だしなみを整える(歯みがき・シャンプーなど)ことを学ぶ

READプログラムの様子

プログラムをはじめる前にわんちゃんと仲よくなるためにわんちゃんとのごあいさつをして頂きました。

わんちゃんとのごあいさつのしかたはこちら

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たんぽぽちゃんとふれあいちゅう

そして読んであげたい絵本を選んでもらっていたので順番に読んで頂きました!

読んであげるのは座っててもいいし寝転んでいいし~

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たんぽぽちゃんの目線に合わせてくれてたり

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かれんちゃん真剣に聴いてます

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たんぽぽちゃんと一緒に寝ころびながら~

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かれんちゃんと見つめあったりして~


学生さんたちの感想

犬に読み聞かせをするってどう思いましたか?

  • 犬がどんな形で聞くのかイメージがつかなかった。
  • 想像がつかなかったです。犬のため?人のため?何のため?の3つが思いつきました。
  • 意外と聞いてくれるんだなと思いました。
  • 向かい合わせで読むのかと思ってました。
  • 最初はわんちゃんに読み聞かせることでどんな効果があるのかわからず不思議に思いました。
  • 思っていた以上に楽しくて本もちゃんと読んでくれて良かったです。
  • 正直、室内を歩き回るわんちゃんに一方通行で絵本を読む感じしか想像できなかったです。
  • 最初は何で?ってよくわからなかった。何の効果があるんかなぁ~って不思議でした。

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学生さんたちが感想をお話してくれてます


実際してみてどうでしたか?

  • 犬がリラックスしているうえに、こちらも癒されました
  • 読んでいてすごく楽しかったです。
  • 小さな子どもに夜寝る前に読むような感覚になったので、本当に子どもに読む前の心の準備的なも のが出てきました。
  • 同じ目線でいられる(絵を見て聞いてくれる)チューしてくれたこと。うなずいてくれたこと。
  • もちろんわんちゃんは反応しないのですが話しかけたり読んでみて楽しかったです。
  • 手をトントンしてくれたり、うなずいたりしてくれて読んでいて読みやすかった。
  • 予想以上にしっかりと絵を見て「見て聞いてくれている」のが伝わってきてREADプログラムの目的を実感できました。
  • 犬の方から寄りそって聞いてくれた。

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学生さんたちがお話してくれているところへごあいさつに行くかれんちゃん


感想

  • 今後、学科を問わず他の学生にも是非体験させたいと思いました。また機会があればよろしくお願いします。
  • 今回はありがとうございました。とても貴重な体験をしました。楽しかったです。
  • 「犬に読み聞かせ」って思っていたんですけど、やってみると楽しかったです。犬の性格の違いが身近で感じることができたのでおもしろかったです。
  • すごく楽しかったです!!そしてたんちゃんもかれんちゃんもかわいいです!!今日はありがとうございました!!
  • とにかくわんちゃんがかわいくて癒されました。2匹ともひとなつこくて、全然警戒していなかったのでふれあいがたくさんできてよかったです。
  • とても楽しかったです♡ありがとうございました!!
  • ふれあうのって楽しいって思いました。ふだん全然犬とふれあわなかったけど、これから寄りそってみたいなって思いました。

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学生さん、先生方、笑顔あふれる時間をいただきありがとうございました!

なぜこのREADプログラムをしたいと思ったのか?

 

甥っ子が小学生低学年で不登校になり、ちょっとはいってみるけどやっぱり学校に行けない。

そんなとき、私のもとに来て犬と一緒の生活をはじめ

少しづつ言葉を出すようになり、学校には結局行かなかったけど(行けなかったけど)、自分で生きて行こうと働きたいと言い出したんですよね。

働くようになると彼の中で早く自立したいという気持ちが強くなって独り立ちしていったんです。

 

働き出したとき、コミュニケーションの問題や社会を知らなくて、きっとかなり苦労したと思うんです。

それでも歯を食いしばり辞めずに働き続けている。

私の知らないうちに、きっと犬たちに話しかけていたんだと感じます。

 

 

またドッグセラピーをとおして出会った知的障がいのある人たちの存在もおおきいです。

素晴らしい個性を持っているのに認めてもらえない、すぐに問題児として見られてしまう・・・

本当は困っているのに気づいてもらえないこと、などを知ると、子どもの頃からいろんな体験や経験をしていくこと、ひとりひとりの個性を大切にしていくことで、もっと生きやすくなるのでは・・・と思うようになりました。

また、リチャード・ルーブが子どもの頃に動物や自然との関わりが少ないと、自然欠陥障害(NDD)という問題が子供の世界を襲っていると語り、またNDDは発達障がいである注意欠如多動性障害(ADHD)の誘因になっていると脳科学の分野では言われています。

子どもの頃から自然や動物との関わり方を学び体験することによって五感を育てることができる。

そうすれば、生きにくさを少しでも軽減することができるのでないか。

 

甥っ子の経験とも重なってきます。

そして彼が少しずつ変化していく、自分から進学せず働くことを決めたことをみてきたからこそ犬の存在が大きいと感じるのです。

 

ただ犬がそばにいるだけで

リラックスできて

自分だけを見てくれていると感じる

ふわふわであったかいと感じる

なんでも聞いてくれる

なにもいわなくても

こころにそっと寄りそってくれている。

 

そんなドッグセラピーをもっとたくさんの方に体験してほしいから。

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この記事を書いた人

cocoru

ドッグセラピーの普及・ドッグアシスティッドセラピストの育成。わんわんパトロールのコミュニティーをつくっています。

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