• 清水かおり

秋分の茶飯事会を開催しました。

秋とは言えいつまでも夏のような日差しが続く今年ですが、暦は気候とは無関係にいつものように変わらずに時を送りそして迎えています。

秋分の日を迎えた9月23日と24日に、お料理教室「秋分の茶飯事会を」開催しました。

今回のテーマは、 お重に詰めてでかけよう、秋の行楽ごはん  です。

 

茶飯事会とは,「忙しい毎日の中でのていねいな暮らしは、ちょっぴりていねいな日常茶飯事から」をコンセプトに、日々のごはん作りを通して日本の暦や行事を楽しみ心豊かに暮らしたい人たちが集い、一緒にごはんを作りながら暮らしの智恵を分かち合い、楽しいおしゃべりの花を食卓いっぱいに咲かせていく、教室と言うよりもむしろ休日の倶楽部活動のような小さな料理教室です。

9月 秋分の茶飯事会メニュー

  • きつねロール蒸し
  • 鮭の胡麻マスタード焼き
  • 高野豆腐のチリ竜田揚げ
  • 本しめじの磯辺揚げ
  • 牛蒡と人参とさきいかのナッツきんぴら
  • 丁字麩と乾椎茸、香菜の胡麻白味噌和え
  • 南瓜の茶巾
  • ほうれん草の海苔とろろ巻
  • 大根の菊花なます
  • そば茶と甘栗のごはん
  • 茄子のロール巻おにぎり
  • 味噌玉
  • 巨峰と無花果のコンポート

べんとう1

味噌玉

整列した味噌玉

巨峰と無花果のコンポート

巨峰と無花果のコンポート

さくらの季節、また紅葉の季節の行楽べんとうは、お花見や紅葉狩りとして行事を楽しむためのハレの日のおべんとう。

豪華な食材を使い華麗に盛りつけた料亭の仕出し弁当を思い起こします。

でも、「秋の行楽べんとう」のイメージはどうでしょう?

運動会やピクニック、ハイキングなどなどみんなでは囲むけど、どこかカジュアルでいてちょっぴり豪華なヶの日のおべんとう。私にはそんなイメージがわいてきます。

刈り入れが近づいた田んぼ、彼岸花、蒼く高い空、そんなどこかのんびりした田園風景が似合うおべんとう。

そんなイメージで、旬の野菜で作るいつものおかずのアレンジをいくつかご紹介してみました。

教室風景です

今回は、9品目のおかずと2種類のごはんに味噌玉、よくばってたくさんのおかずの献立にしてしまいました。

そんなときにも大いに役立つのが、これら食材リストや段取り表。

ひとつひとつのおかずの品目にどの食材や調味料が必要かが一目瞭然でわかるので、買い忘れもなく便利です。このまま、買い出しに持っていけば、お店の中をあっちへこっちへ行かなくても、コーナーごとに必要なものを調達できます。

段取り表は、前々日からバージョンと当日バージョン。毎日の食卓の準備にはもちろん必要がありませんが、お客様を招いてのごはん会の時などには、この段取り表ぜひ試してみてください。

特に当日は、時間と光熱のエネルギー消費の無駄をなくすためにも行き当たりばったりではなく、計画性をもって段取りをしておくのって大事なことだなぁとエコクッキングを習ってからは特にそう思います。

フライパン1つをとっても、汚れない食材から先に調理する、お鍋で野菜を茹でる時にも一度の湯沸かしで済むように段取りする。急いでいる時にはなかなかそこまで頭が回らないことも、事前に考えておくと意外とスムーズ。私もまだまだトレーニング中ですが、そんな意識も持ちながらお料理したいと思っています。

今回お重箱として使ったのは、古道具市で出会った5段重ねの道具箱。

この古くささが、秋の行楽べんとうにちょうど似合うと思いませんか?

 

出来上がりは壮観です♡

1日目と2日目とで、おにぎりの飾りなど少しアレンジが変わりました。

キャンパスに絵を描くように盛りつけていく楽しみは箱ならでは。

今回は、外ごはんを意識して、器は紙皿WASARAを使いました。

テーブルクロスは、インドネシアのバティック。いつもピクニックの敷物に風呂敷にストールにと大活躍の便利な生活の布。今回も行楽気分を盛り上げるのに一役買ってくれました。

おべんとう作りに欠かせないのは、そっと添える季節の葉っぱたち。

今回は、茨木北地に住む友人のお庭に咲いていた南天やヤマブドウ、栗をいただきました。

 

ようやく完成。

お茶で乾杯。

今回お伝えしたかったことは・・・

おべんとうは、日本が誇る食文化です。

もちろん海外にもランチボックスはありますが、中身はと言えば、たとえばアメリカでよくあるピーナツバターサンドウィッチだったり、ポテトチップスにバナナだったり・・・。

日本ほど、いつもの食事に近い内容を美しく詰め込んだおべんとうを作る人の住む国は他のどこを見ても例がないでしょう。

いつものなんてことはない普通のおかずであっても、四角や丸の箱につめると何でこう、美味しそうに見えるのでしょう?

蓋を開けるときのワクワク感は何でいくつになっても持ち合わせているのでしょう? 作ったのは自分なのに。

それを外で食べるとなったら、さあ、さらにワクワクは広がります。

あんまり難しく考えないで、いつものおかずを時にはいつもと違う容器に詰めて。

これからまだまだ続く行楽シーズン、ぜひおべんとうを持って外に出かけていきましょう!

 

 

この記事を書いた人

清水 かおり

だしソムリエ1級。 食卓カウンセラー。 ときどき、獣医師。 季節を感じるごはんの作り方や暮らしの工夫をみんなで楽しく分かち合うごはん教室の主宰。ていねいな暮らしはほんのちょっぴりていねいな日常茶飯事から。お料理の好きな方、苦手な方、同世代の方、若い方、ご自身の日々のごはんと暮らしごとを今よりもっとこころ豊かなものにしたいと思ってらっしゃる方ならどなたでも来ていただけます。

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