• 清水かおり

料理教室 冬至の茶飯事会を開催しました

2018年最後の茶飯事会は、本格的に冬が到来した師走の22日の冬至の日から24日のクリスマスイブまで、初の3日間連続で開催しました。

テーマは 「NEOスタイルのおせちで新年を」 

伝統的なおせち料理も大好きですが、大晦日の夜まで仕事をしていた頃には、それらは私にとってはとても作れないハードルの高いものでした。
転職して年末年始に少し時間ができて以降、それならばと自分仕様のおせちを作り始めてはや、十数年。
子どもたちも巣立った最近は、昔ながらのおせち回帰になりましたが、それでもどこか自分スタイル、今回はそんなわがやのおせち料理の中から作りやすい定番をご紹介しました。

 

茶飯事会とは?

茶飯事会とは,「忙しい毎日の中でのていねいな暮らしは、ちょっぴりていねいな日常茶飯事から」をコンセプトに、日々のごはん作りを通して日本の暦や行事を楽しみ心豊かに暮らしたい人たちが集い、一緒にごはんを作りながら暮らしの智恵を分かち合い、楽しいおしゃべりの花を食卓いっぱいに咲かせていく、教室と言うよりもむしろ休日の倶楽部活動のような小さな料理教室です。

師走 冬至の茶飯事会のメニュー

  • エスニック筑前煮
  • お豆腐伊達巻き
  • 変わり紅白なます2種
  • 豚肉の昆布ロール
  • 石垣黒豆

エスニック筑前煮

 

ドライフィグ(イチジク)の甘味、ドライトマトの塩味とうま味だけで味付けし、クミンシードとシナモンがエキゾチックな香りを出してくれる筑前煮。 ストウブ鍋で作れば、短時間で完成です。

お豆腐伊達巻き

 

白身魚や手軽なはんぺんの代わりに水切りした豆腐を使って作るヘルシーな伊達巻き。

豆腐の水切りさえしっかりできれば、あとはフードプロセッサーとオーブンであっという間にできあがります。

手作りの伊達巻きは、お砂糖も控えめに作ることができるので、ぜひマスターして下さいね。

変わり紅白なます2種

 

白バルサミコ酢を使った洋風なます

ナンプラーやライムを使ったアジア風なます

なますと言うと千切りが一般的ですが、見せ方や味付けを少し変えてみるだけで、いつものなますとはまた違った趣になります。

今回は2種の味付けをご紹介し、みなさんにはお好みの抜き型で抜いたなますをお持ち帰りいただきました。

なます瓶

抜き型は、いずれも京都有次さんのもの。

このほかにも、松や富士などお正月ならではの形のものがたくさんお店には揃っていました。

今回の茶飯事会のお土産も、お帰りになって早速準備ができるようにこのお正月用の抜き型にしましたよ。羽子板大小、ひょうたん、松、みなさんにどれが当たるかはお楽しみ。

豚肉の昆布ロール

 

くるくると切り口の渦巻き模様がかわいい昆布巻は、昆布ロールと名付けた方がぴったりのキュートでポップな外観です。しっかりと巻いたかんぴょうが帯のよう。

通常の昆布巻きよりも短めに作ってたてに並べるのがポイントです。

石垣黒豆

切り口の断面を石垣に見立てた料理に、石垣豆腐や石垣しんじょうなどがあります。

この石垣黒豆は、甘い味付けにしたクリームチーズをゼラチンでかためた中に黒豆を入れたもの。

切り口が見えるように盛りつけるのが基本です。

一の重の口取りに加えていただきたい一品です。

教室風景です

 

 

伝統的なおせち料理に登場するのは、当然冬の野菜たちで、日持ちがするようにしっかりと濃いめの味付けがしてあるので、ふつうなら彩りも自然と茶色系の地味な色になりがちです。

ですが、実際にはおせち料理は、目にも鮮やかにできあがります。

金時人参のシックであでやかな赤、卵や栗きんとんの鮮やかな黄色、なますの紅白の美しいコントラスト、そしてそこここに挿しこまれたあしらいの葉の緑。

こんな工夫を重ねてきた日本人の知恵と美意識にあらためて感動をおぼえる私です。

今回は、この5品の他に、

ほたてと生姜の炊き込みごはん と 余り野菜のまかない白味噌汁 

をご用意させていただきました。

炊き込みごはんは、ほたての水煮缶を利用して作るかんたんごはん。水煮のお汁まで利用してほたてのうま味を閉じ込めます。

お味噌汁は、具材は型を抜いたあとの野菜を利用しますが、お出汁は利尻昆布と本枯れ節を使った一番出汁。白味噌も懐石白味噌で、お味は新年のお雑煮と同じにしています。

帰宅されてからすぐに復習をされて、あるいは実際にお正月の食卓にと、多くの方が今回のメニューを作って写真を送って下さいました。

それはそれはステキな写真ばかりです。

送り出した料理たちがみなさんの日々の暮らしの中にすうっと溶け込んで、そのうちそれぞれのご家庭の味として馴染んでいってくれること、教室を開いてみていちばんうれしいのは紛れもなくそういうことだとあらためて感じ入るこの頃です。

 

2017年の3月から始めて6回まで回をかさねた、茶飯事会。

ご参加いただいたみなさま、ほんとうにありがとうございました。

料理教室はここで、少しの間お休みをいただき、2018年の春からは装いも新たに毎月の定期的な教室としてまたみなさまに紹介させていただこうと思います。

詳細が決まり次第、このブログ上で報告いたします。

今後ともどうかよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

清水 かおり

だしソムリエ1級。 食卓カウンセラー。 ときどき、獣医師。 季節を感じるごはんの作り方や暮らしの工夫をみんなで楽しく分かち合うごはん教室の主宰。ていねいな暮らしはほんのちょっぴりていねいな日常茶飯事から。お料理の好きな方、苦手な方、同世代の方、若い方、ご自身の日々のごはんと暮らしごとを今よりもっとこころ豊かなものにしたいと思ってらっしゃる方ならどなたでも来ていただけます。

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