• インテリア・建築

なぜデンマーク人は初任給でイスをかうのか?

デンマークは世界幸福度第一位!

世界一幸せな国の人々は、洋服よりも家具を選ぶ。

『なんで?』って思いませんか?

私もこの本をしったらそう思って手に取ってみずにいられませんでした。

この本の成り立ち

プロローグ イスを変えると人生が変わる

チャプター1世界一幸せの国の秘密はイスにある

チャプター2良質な暮らしはデンマーク人に学ぶ

チャプター3人生を好転させる空間とは?

チャプター4北欧式夢を叶える部屋の作り方

チャプター5あなたの人生の質は空間で決まる

エピローグ 空間を通して、世界中に幸せを

デンマークの『幸せ大国』の秘密はインテリアにある

スクリーンショット 2016-02-16 6.19.18 PM

タイトルに有る様に『デンマーク人は初任給でイスをかう』んだそうです。

社会に出て始めて手にしたお金で椅子?

驚きますよね?。

でもよくよく考えると幸せの秘密はそこにあると気付いたそうなんです。

『人生』は言い換えると『時間』その『時間』を過ごす『空間』こそがその人の幸せに結びつくと。

『空間=暮らしの質=心の豊かさ』

洋服や腕時計など、自分を飾るものではなく、自分や友人が快適に過ごす為の空間に最初にお金を使うことで、暮らしの質が向上して、心から豊かさを感じ、日常に幸せを感じる事が出来る。

という事なんですね。

寒い国なので家の中で過ごす事が多い事。

長い時間部屋にいても飽きのこないデザインに高い実用性。

手工業を伝統している事で、熟練の職人が時間をかけて作る事から、細部にこだわりがみられ、頑丈かつ、耐久性に優れるのが特徴。

長く使い続ける事を前提としているから、デンマーク人は初任給をはたいても、家具を買おうとすると言う事なんですね。

家具は大切な資産という考え方の為に、親や、祖父母の世代から代々受け継がれていくものという考えなんだそうです。

日本で椅子を買うならメーカー保証も5年程度。数年での買い替えが常識です。

理想のパートナーを探すかの様にじっくり腰を据えて選ぶんだそうです。

お金と労力をかけて家具を選んで、選んだものを子、孫の世代迄残せる様に大切にするんだそうですよ。『ものを大切に』を実践するからこそ、そこには妥協が無さそうです。

本当に賢いお金の使い方は「毎日長時間使うもの」にお金をかけること

さてお金を使う事で、最大限の幸せ感を得るには、どうすればいいのか考えた事がありますか?

空間に対して投資するという事を計算で求めてみたら分かりやすいと思いました。

1日のうち、何にどれくらいの時間をかけているかを考えて、その割合に応じてお金を分配するとその価値は高いのか安いのかという目安が出るな〜という事です。

それは、先日家具をおススメする為にショールームへお邪魔した時に会社の方とお話して思った事です。みんな車にお金をかけるけれども、長く使える家具にはなかなか投資しようとしないと。

長く使えてこんなに暮らしの質に影響を与えてくれる家具なのに!という嘆きでした。

在宅で仕事をしたりで1日平均8時間程度、パソコンの前で椅子に座ります。家計簿をつけたり、本を読んだりをいれるともっと。10時間くらいは椅子に座っています。

1日24時間から睡眠時間の8時間を引くと、残りは16時間。そのうちの8時間という1日の活動時間の50%をこの椅子に座って過ごしているわけです。

活動時間の50%を普通の椅子で間に合わせてあまり快適でないのをなんとか過ごすのと、同じ時間を快適に過ごすのはどちらが望ましいでしょうか? 

当然ですが、1日の50%を腰の痛みに耐えながら過ごすよりも、快適に過ごしたいですよね?

椅子に座っている時間を1年あたりで計算すると、「8時間/日 x 6日/週 x 52週/年 = 2496時間」となります。(休暇については残業や休日に仕事をしたり他の作業で座ったりすることも考えて、その分は単純にプラマイゼロで計算してます)

約1万円程度の標準的な事務用椅子と、自分の体型に合った、背中をしっかりとサポートしながらリラックスして座れる約8万円の椅子があるとします。

約7万円の差額を2500時間に分散すると、1時間あたり約28円です。毎時間これだけ出せば快適さが手に入ると言われたら、どうしますか?1年で取り戻す計算でこうです。

5年で買い換えるとしたら、1時間あたりの差額は5円です。8万円する椅子なら10年はもつんじゃないでしょうか?とすると2円程の差で手に入る事になります。

安い1万円のを5年でかいかえならその分又コストが掛かりますし、処分費用も掛かりますね。何より捨てる労力が惜しいと思いませんか?

豊かに暮らすポイントは自分に自信を持つ事 

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デンマークの人達は、躊躇わずに自分の家に人を招くそうです。

お家や家具にお金を掛けている事からも自慢でもあるんでしょうね。

日本人が、お家にお客様を招かないのは『家にも、自分自身にも自信が無い』人が多い様に思うという風に書かれています。

どちらかというと、自分の家ではなくて自分自身の身の回りにお金を使いがちな日本人。

快適に生きるという事よりも、自分を着飾る事にお金を使っている。

デンマーク人は自分自身や大切な人(お客様も含めて)が快適に過ごす為の空間にお金を使っている。ということなんですね。

必要以上に着飾る事に使っているお金。は本当の意味のオシャレさや、幸福度、心の豊かさに違いをモタラしているのでは?という著者。

自分に自信がないことから費やす事は見かけや持ち物で自分の方がいいものを持っているという競争心に繋がるのでは?というのです。

日本人がローンを組んでまで洋服やバッグを買うという事に対してヨーロッパの人達は大変驚くと言います。

人から見られている様でほとんど覚えられてさえ居ないのでは?という著者。自己満足で終わるのではという疑問を投げかけています。

見かけや持ち物に費やす事は確かに楽しい事ではあるけれども限られた費用の中自分自身の幸せをテーマにした時に本当に大切なのは何なのか?を考えて欲しいと。

自分がお金と労力を使った空間で招いた大切な人が『快適だね』『居心地良いね』と寛いでくれる事は本人だけでなく、大事なまわりのすべての人を幸せにしてくれる!という事なのです。

北欧式の最高のおもてなしは家に招く事。

日本では狭い住宅事情がそれに対して敷居を高くしています。でも、おもてなしに広さは関係ないと。招かれた人は、『自分のプライベート空間でおもてなし』されることに喜ぶのであって家の広さに喜ぶ訳では無い!というのです。

その人なりの精一杯のおもてなしという行動は招かれた人をハッピーにするはずですね。

うちの主人もカナダ人でデンマークの人と同じ様な環境です。

自分の家に人を招いておもてなしするというのが喜びであり、楽しみなのです。

さて、ここで使う程に味がでるのが家具で、劣化していくのが道具だと言う風に言っています。

使えば使う程ヴィンテージになるのが家具。ゴミに近づいて行くのが道具。

1万円でゴミになるものを買うのか?10万円で価値をかうのか?

ヨーロッパが古き良き物を残す様に、日本人も家具屋建物を残すという事に価値を置く様になってほしいと。

そして、大震災の時にみせた世界中からの賞賛に値する団結力。それは助け合いという優しい心の現れ。その優しい心で、おもてなしをと国をあげて奨励する割に、それが一般家庭の生活レベルに落とし込んだ時にズレを感じると。

幸せとインテリア、空間。すべて結びつくキーワードなのだから、空間を変える事で感じる幸せを実践してみませんか?ということなのです。

そこで具体的なアドバイスも踏まえて部屋作りの方法です。

実践出来るアイデアをいくつか選び方と共に紹介してありますのでぜひ参考にしたいところです。

人生を変えるインテリア

自己啓発本では人生が変わらない・・なぜなら実行に移せないから

いくら良い情報でも踏み出さなくては何も変わらない。

インテリアは?

私たちが家で過ごしている時間が仮に8時間とするとそこに変化が起こることで、生活の一部が変わる。それは人生が変わる事を意味する。というのです。

椅子が快適なものと、事務椅子の一般的なものと比較した時には触れませんでしたが、能率も変わると感じました。痛いとか、座り心地悪いと思うことで圧倒的に時間に対しての能率が落ちると感じます。

又、仕事をするのはカフェがはかどるというのは多くの人が無意識に感じるところでしょう。

戦後の日本ではひたすら合理化を追求して狭い空間で同じ仕事を皆一斉にという形態。

今はクリエイティブが求められ一人一人の発想力、アイディア等から仕事を産み出す場所である必要があります。

ある経営者を取り上げ、本当に彼のプライベート空間椅子を一脚変えたところから人生が変わって行き一流の会社のトップになったという事なんです。

終わりに

Less Is More(少ないことが豊かである)

断捨離にも通じる、この言葉。物が少ないほうが、心や人生は豊かになるよ。と言う事です。

この本でも言及されてあったけれども、

「物質主義者」お金そのものやモノ、とくに贅沢品や自分のステイタスを上げるブランド品を欲する人は、金銭的に裕福でも幸福度が低い傾向にあると言われます。

モノによる満足度は長続きしないため常に不満であることが多くなるからだそう。

日々の生活向上に大きく貢献する空間。そこに価値をおくことで手に入れる心の豊かさ。

言葉で説明しにくいこの価値観を自分の言葉にしてみたく手に取った本でした。

本の内容ももう少し分かりやすい形でお伝えしますよ。

家族の幸せと空間についてもざっくばらんにお話しませんか?

こんなプチセミナー&お茶会やってます。

この記事を書いた人

ミッシェル 康代

親子のコミニュケーションを高める住まい作りの専門家/インテリアコーディネーター/2級建築士のミッシェル康代です。 建築も分かるインテリアコーディネーターとしてデザイナーズマンション、マンション・戸建てのモデルルーム、大型老健施設のインテリアデザインやインテリア講師やセンスUPセミナーの講師等も努めてきました。 現在は、コミュニケーションの在り方を極める事こそ『失敗しないリフォーム』を実現させる手段である!とより良いコミュニケーションの在り方を追求中です。

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